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英語で子育てって?

目次

  1. 1 子育てに英語をプラスする
  2. 2 ふつうの教材や英語教室の限界
  3. 3 効果はあるのか
  4. 4 英語で子育ての方法
  5. 5 私たちの目標
  6. 6 英語で子育てのデメリット
  7. 7 英語で子育てにいくらかかる?
  8. 8 最後に

1.子育てに英語をプラスする

ふつうの日本人の私がどうして英語で子育てしてみようと思ったかというと・・・、 ちょっと試してみたら意外とできたからです。

親子で英会話なんて無理! と最初は思っていたのですが、とりあえず始めてみると、 起きて、食べて、寝て・・・毎日ほとんど同じセリフの繰り返しです。(^^;  わからない言い回しも調べると意外とカンタンで、それを毎日使い続けますから 覚えてしまいます。

あとは英語の絵本を、日本語の絵本と同じくらい読むだけです。 私の英語力は微妙ですが、子供の「英語ゼロレベル」から一緒に成長していけたので、今では少しマシになっています。

結局、英語教室などにわざわざ通わせることを考えたら、家でただ英語で話しかけ、絵本を読むほうが、 私にとっては楽だし、安上りだったのです。

2.ふつうの教材や教室の限界

「英語で子育て」を目指したもう一つのきっかけは、妊娠中に読んだ News Week でした。

音や映像を流しっぱなし(一方向)ではだめで「双方向」が大事

と書かれていました。

また、英語教室で子供に教えるネイティブの友人に、

「週1〜2時間通ったって話せるようにならない」

と断言されました。

Videoにも教室にも頼れない、でも 子どもには英語を身につけさせたい、となると、残された方法は 「英語で子育て」に思えたのです。

3.効果はあるのか

我が家ののんびり君は今、高校生になりました。 ネイティブとまったく同じ・・・とはいきませんが、 英語は苦労なく話せて書けます。 英語の偏差値は高く、特にリスニングはなんの努力もせず高得点を取ります。 英語の勉強に時間を取られないお陰で、他の好きな教科をじっくり勉強できています。

高校2年の時は、全国の高校の代表2万人が参加する全国英作文コンクールで最優秀賞の文部科学大臣賞をいただきました。

それより何より、英語に対する抵抗や苦手意識がまったくないまま成長したことが大きな成果だったと思います。

(大学受験は早慶ダブル合格の結果となり、英語のお陰もあって大学1年で起業し、会社経営をして大学の学費も全て自分で稼いでくれる孝行息子です。)

(実績: 小6 英検2級合格 │ 高校1年 英検準1級合格 │ 高校2年 英語スピーチコンテスト東京都第3位 │ 高校2年 全国高校生英語作文コンクール最優秀賞(文部科学大臣賞)

ただ自慢を書いているように思われたら残念なのですが、彼の英語、特にリスニングの部分は本当に小さい頃のCDのかけ流しや親子英会話のお陰で、 特に他の特別な努力はしていないのです。 みなさんに知っていただきたいのは、小さい頃に英語をやっていただけで、どうやらそれがその後の人生のアドバンテージになりそうだということです。

彼は英語に時間がかからない分、受験では楽ができました。高3になってもまだ別のこと(ビジネスコンテスト)に熱中していました。

文部科学大臣賞が取れたのは、彼の英語力が高かったというより、たまたま英語コミュニティのボランティア活動をしていて、 そこでたまたま素晴らしい体験をさせていただいたからです。だから、元はと言えば小さい頃から英語が話せたことに始まっているように思うのです。

(彼の英語がどう成長していったかについては 「井原さんちの子の英語成長ブログ」 をお読みください。彼自身の書いた短期テニス留学ブログのこのページにも 自分の英語に関する記述があります。)

4.英語で子育ての方法

基本的には3つのことをやるだけです。

1. CDのかけ流し
2. 英語で話しかける
3. 英語の絵本を読む

1に関しては毎日CDをかけ流すだけなので誰でもできます。スマホアプリを利用する方法もありますが、何も考えずにスイッチポンでかけ流しを長時間&長期間続けるには 断然CDプレーヤーがあった方が便利です。(弊社でかわいいプレーヤーも売っています。)

↓私が作って毎日息子に聞かせていたCDが商品になりました。

2に関しては、CDで覚えた英語を使って「お腹すいた?」とか「お風呂に入ろう」とか、 親子の会話のごく簡単な部分を英語でもやってみるだけです。 日本語の会話を減らす必要はないです。いつもの生活に少し英語をプラスして、 今までよりちょっとだけよくしゃべる親 になりましょう。

たくさん英語をプラスしたい人は、自分がお子さんに話す総量の半分くらいを英語にしてもいいと思いますが、 ほんの少しでいいという人は、1割くらいとか、一日に10センテンスだけとか、5センテンスだけとか、ご自身のペースで英語をプラスすればいいと思います。

私自身は時期によって違いがありますが、1割〜3割を英語にしていたと思います。 当時は子育てフレーズ集などはありませんでしたから、 私はノートを1冊用意し、そこにひたすら英語のフレーズを書いていきました。 今ではこのサイトも含め、親子のフレーズを学べるサイトは多数あります。 それらを利用しながら言えそうなフレーズを覚えていけば、誰でも気軽に 子育てに英語をプラスすることはできると思います。

3に関しては、できるだけたくさん英語絵本を読むことをお勧めします。 DVDなどを見て育つお子さんはそれなりに英語を真似したりしますが、 大人になってから本当に役に立つ英語力は、 「英語を読むこと」をおろそかにしては育たないと感じます。 ・・・と偉そうに言っていますが、のんびり君はドラえもんの漫画やコメディなどを読んで育ちました。(^^;

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5.私たちの目標

息子の幼児期に思い描いた目標は、「小学校にあがる頃に英語でも本やVideoを楽しめること」でした。 そしてその目標はあっさりクリアできました。

正直なところ、うちは「英語をやらせたい」よりも 「英語をやらせたくない」という気持ちがありました。 学生さんたちを見ていると、10代の貴重な時間を膨大な量の英語の勉強に奪われてかわいそうな気がするからです。 息子は高校生になり、英語の勉強に時間を取られないお陰で、彼自身のやりたいことに没頭できています。 だから、「英語をやらせたくない」という目標も達成できたのかな〜と思っています。

6.「英語で子育て」のデメリット

親子間で英語を話すと聞いて、発音が悪くなるとか、文法を間違えて覚えるのでは、と心配される方もいらっしゃいますが、 その心配はいらないと思います。今の時代、世界にはいろいろな英語の発音があって当たり前ですし、 そもそも幼少期から英語を始めた子供の発音は総じていいと思います。

文法については、自分でテキトーに英作文をして話すようなことはせず、基本的に正しいとわかっている英語フレーズのみを生活にプラスしているだけなので、 そんなに間違えないと思います。

それよりも、発音や文法を気にするあまり、結局英語のできない大人になってしまってはもったいないと思います。 心配し過ぎず、思い切ってやってみることで、お子さんの世界も親御さんの世界もきっと広がります。

7.英語で子育てにいくらかかる?

CDのかけ流しは安くて効果抜群なのでお財布にやさしいです。 弊社でも用意していますが、3年分の日常会話CDを買って1万円。プレーヤー代が4000円。

話しかけるのはタダ。

英語絵本にはそれなりにお金がかかります。安くても1冊1000円くらいしますから、なんとかうまく乗り切りたいところです。 でも、月1万円の英語教室に2歳から10歳まで通ったとすると108万円かかりますし、 50万円を超える英語教材もありますから、それらと比べると英語で子育ては本当に安上りだと思います。 弊社の英語絵本セットはこちら

7.最後に

今では 日本にいてもバイリンガルに育つお子さんがたくさんいらっしゃいます。日本の学校教育が本格的に変わる前に、すでに草の根の家庭から、英語を話す子どもたちがどんどん育っています。

完全なバイリンガルは難しいかもしれませんが、親が子供に基礎的な英語力を与えることは それほど難しいことではありません。それはすでに多くの先輩ママ・パパたちが実践し、証明しています。

どうか、以前の私たちが揺れたように、「うちの子に英語なんて無理」と諦めないでください。そして、「英語」という人生における大きなツールを、お子さんにプレゼントしてあげてください。

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