すぐに使える表現とわかりやすい解説が満載!日常英会話の無料メールマガジンです。

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こんにちは。ミセス・ヒッポで〜す。
このたび本を書かせていただきました。

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  「井原さんちの『英語で子育て』」
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メインは体験談と子育て表現ですが、人気のイラストレーターさん、
マンガ家さんたち多数にご協力いただけたので、とても楽しい本に
仕上がっています。特に、息子がどんなふうに英語を話すようにな
ったかと、超おすすめ日常会話のところは、すべてマンガでご紹介
していますので、とても読みやすいと思います。

表現は、ひんぱんに使えそうなものに絞り、解説を多くしています。
また、ひとつのパターンを覚えたらそれを応用していけるような工
夫もあります。

ＣＤでは、ハリウッドのディレクターから演技の技術を学んだとい
う女性が、臨場感たっぷりに発音してくれます。

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さて、今回のテーマは「噛む」です。食べ物をあまり噛まずにのみ
込もうとする子どもに一言、

  「よく噛んでね」

   Chew it well.
 （チュウ イッ ウェル）

と言ってみましょう。Chew は聞き慣れないような気もしますが、
チューインガムの「チュー」といえばピンときますよね。モグモグ
と奥歯の方でよく噛むことです。

  「お肉かたいからよく噛んでね」
    The meat's tough, so chew it well.  

さて、「噛む」というと bite を思い浮かべた方もいらっしゃるで
しょうか。chew が奥歯でモグモグとよく噛むことを指すのに対し、
bite は歯全体でかじったり噛みついたりすることを指します。
次の音を声に出して言ってみてください。

　　　chew ・・・ モグモグ、ムシャムシャ
　　　bite ・・・ カプッ、ガブッ、パクッ

違いがおわかりになるでしょうか。

それではここでクイズです。下線の部分を chew か bite で埋めて
みてください。

1) こら！ 妹を噛まないの！
   No!  Don't _________ your sister!

2) 20回噛みなさい。
   _________ it twenty times.

3) あと一口！
   One more _________ !

4) 口を開けたまま噛まないで。
   Don't _________ with your mouth open.

●答えは一番最後にあります。

chew でも bite でもいける表現もあります。私の三歳の息子は、
飴をあげるとすぐバリバリと噛んでしまうので、いつもこう言い
そえます。

  「噛まないで、なめるんだよ」
    Don't bite (chew) it, just suck it.

ちなみに、私は「なめる」はみんな lick だと思っていたのですが、
「英語で子育て」をはじめてから、飴などをなめるときは suck を
使うと知りました。舌を外に出してなめるのが lick で、口の中で
多方面からなめるのが suck（しゃぶる）らしいです・・・。

最後に、私が便利だなと思ってよく使っている表現をご紹介します。

  「アムッて食べて」（一口ほおばって）
    Take a bite.

スプーンやパン、バナナなどを口の近くに運んであげながらこれを
言うと、パクッと一口ほおばって（かじって）という感じになりま
す。これを応用すると、

  「大きいお口！（でパクッと食べて）」
    Take a big bite!

  「少しずつお口に入れて食べてね」
    Take little bites.

なども作れます。また、おいしいケーキを一口あげるときなど、

  「一口食べてみて☆」
    Have a bite.

もおすすめです。
chew と bite、この夏ぜひマスターしましょうね！


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●クイズの答え  1)bite   2)chew   3)bite   4)chew

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